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香港映画10周年

 自由が丘つながりの話。香港映画に初めて出会ったのも自由が丘だった。ちょうど10年前の4月末頃である。

 初めて香港に行ったのがその半年くらい前。ちょうど海外旅行の誘いがあり、気晴らしがしたかったので参加。旅行先が香港というのも特に意味のない選択。それまでアジアには全く興味がなかった。

 香港の印象は「すすけたコンクリートのうらぶれた街」。しかし、汚いけど活気ある風景が妙に印象に残り、香港への想いが日を追うごとに強くなっていった。

 そして、自由が丘の映画館で香港映画特集をやるという情報を入手。軽い気持ちで見に行った。

 週替わりの上映で最初の週が「男達の挽歌」、次の週が「欲望の翼」だった。

 それで…私の人生は変わった(笑)

 そこからは香港香港香港香港の日々。当時、友人達とうまくいかなくなっていたのだが香港という新しい友ができ、今までの友人達とは疎遠に。完全に流れが変わってしまった。

 映画情報を調べあげ、香港映画が上映されていれば必ず駆けつける。ビデオは借りまくる。香港情報の本も読みまくる。映画解説本を枕元に積んで毎晩寝る前に読んでいた。

 …しかし、これらが代償行為ということに気づき、問題を根本的に解決するべく、退職を決意。

 退職前に、慰留してくれた元同僚と「つきせぬ想い」を見に行った。やはり自由が丘の同じ映画館だった。

 香港映画に出会って10年。40過ぎていまだフリーターだけど心に何のよどみもなく楽しくやってこられたのも香港および香港映画のおかげである。これで道を踏み外したんだろうけど、私にとっては「生きててよかった」と心から思える10年だった。

 一方、香港映画との出会いをくれた映画館は閉館、レスリー・チャンも亡くなった。香港映画も衰退の一途だし、香港の街も近代的できれいになっているが、その分情緒や面白みは減ってきている。

 香港とはずっと関わっていくけど、また別の場所へ行く時期が来ているような気がする。

 今度は何と出会うんだろう…

 

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