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被害妄想、自意識過剰

 朝11時頃、起きてぼうっとしているときに家電が鳴った。

 最近、家電に電話がかかってくることは滅多にない。実家の親か、何かの勧誘の電話のみ。11時だと実家からの可能性はあるので出てみると…無言で切れた。

 ま、また…?実は20代の頃頻繁な無言電話に悩まされ、しばらくの間「迷惑電話お断りサービス」のお世話になっていた時期がある。3年くらいしてもう大丈夫だろうと解除したと思う。その後1、2回無言電話があって再発か!と思ったが頻発することはなく、すっかり忘れていたのである。

 しかし、間違い電話だった可能性もある。気持ちを切り替えて朝食を食べのんびり新聞など読んでから、洗濯をしていた午後1時くらいのこと。

 アパートの階段を上る足音が聞こえ、ドアの前で止まった。隣の部屋の人だとまず鍵を出す音がし、その後ドアの開閉の音がして振動が伝わってくるのだが、その気配もない。「おかしい…」と聞き耳を立てているとなんと、うちの家電が鳴るではないか!

 誰かがうちの前まで来て電話している!全身凍りつく私。20代半ばころ、しつこくつきまとってきた男か?それともかつての無言電話の主か?または20代始めのころちょっと関わりのあった人か?電話に出ていいものかどうか迷うが、最悪の事態を想定すると、やはり私が家にいるのが知られるのはまずい。気配をさとられないようその場で身を固くする。それからそろりそろりと家電の前に行ってみる。留守電メッセージ録音中になっているが…そのとき「もしもし、遊民さんのお宅ですかあ?」とドアの向こうから声が…どうも、私が疑った人たちではなさそうだ。思い切って留守電録音中の受話器を取り上げてみたが、電話はつながらず、メッセージも入っていなかった。

 そのとき、「ひょっとして…」とある考えが浮かぶ。確認のためドアを開けて外へ出てみると誰もいなかったが、階段の下から「遊民さんですかあ?」と声が。やっぱりそうだ。荷物の宅配の人であった。

 オークションの落札品が今日の午前中届く手はずになっていたのである。「いやー左右どちらの部屋かわかんなかったもんで、電話したんですけどね。」だそうです…脱力。受取りのサインをしながら「あのーひょっとして午前中にもお電話下さいませんでした?」と聞くと「電話したけど、すぐ切っちゃった。午前中に間に合わなそうだから連絡しなきゃと思ってたんですけど」だって…。これで午前中の無言電話の件も一挙に解決!

 とんだ自意識過剰騒動だった。それもこれも、同じアパートにずっと住んでて電話番号変えてないからいけないのよね…ああ引越しして運気変えたい(涙)

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