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旧古河庭園~巣鴨

 今日は、午前中に溝の口へ行って北海道物産展で「チーズオムレット」を買ってきた。今日で最終日、今日買っておかないとしばらく食べられないから。無事入手できてひと安心する。

 それから登戸へ行き、お気に入りのカフェでこれまた売り切れが多い「デリ・プレート」を、席につかずメニューも見ないで注文。ここで図書館に返却前の本を最後にもう一度眺める。この本は占星術の本なのだが「人生は旅」というコンセプトでまとめられていて私にはわかりやすい。今てんびん座を旅している私。はやくさそり座の時代にならないかな。

 図書館で本を返却してから駒込へ向かう。ここも5,6年前は月1回の割合で来ていた。在日中国人が集まるダンスパーティに顔を出すためである。広東語の練習ということで通っていたが、基礎ができてないため言葉の練習にはならなかった。在日中国人ウォッチングは面白かったが、人付き合いが大変で足が遠のいたのである。

 そんなことを思い出しながら旧古河庭園へ。しかし、ここもまた人人人…今日は、洋館の内部を見学できるということで来てみたのだが、案の定というかツアーは締め切られた後だった。時間ちょっと前に来れば大丈夫かと思っていたが甘かった。庭園も人がびっしり。バラの花、確かにきれいだけど私はもっと素朴なやつがいいな…と思いつつも携帯で写真を撮った。

 歩いてみてびっくり、洋館も横に長くてすごく大きいし(でも西洋だと普通?)庭もこれだけかいと思ったら西洋花壇の下側に森と化している広い日本庭園があった。木立の中に多重塔があったり、恐るべし和洋折衷。

 帰りは、駒込駅に戻ってパーティ会場として使っていた公共施設を見る予定だったが、地図を見ているうちに気が変わり、巣鴨まで歩いてみることにする。途中にあった商店街~染井霊園~巣鴨駅というコースである。

 途中の商店街は「浅見光彦が住む街」というキャッチフレーズがのぼりなどに印刷されている。そうか、こんなところに住んでる設定になっているのか。しかし駒込って不思議。立派な庭園や寺もあるけど周りの住宅はかなり下町っぽい。異なる身分の人たちが混じりあって住んでいるような感じ。この商店街もかなりディープである。適当なところで染井霊園方向へ折れるが、手前すぎたようだ。でもなんだかんだで導かれるように(いつものことだ)霊園入口まで来ていた。

 しかし、真の目的は霊園ではなく霊園そばにある東京外大跡地である。そう、外大こそ私の憧れの大学だったのである…実は、高校生の時部活の顧問の先生に連れられて学園祭を見に来たことがある。その時、先生がお世話になった研究室にお邪魔して教授に施設を案内してもらったり、学食で各国料理を食べたり、英語劇を見たり(これが目的だった)。ついでに染井霊園にも寄って二葉亭四迷の墓の前でみんなで写真を撮った。…という思い出があるのだが、結局外大は受験できず、それっきりになっていたのである。連れてきてもらっただけなので位置関係も把握していなかったが、検証するチャンスが20年ぶりにいきなり到来したのだ。

 霊園の地図を見い見い住宅街の中を歩いていく。しかし…最近よく歩く目黒・世田谷と比べると明らかに家が小さく古く安い造り。どこかの地方都市でこんな風景あったっけなあ…昭和初期にタイムスリップ。やがて細い路地の突き当たりに工事現場の壁が見えてきた。ここが外大跡地だった。

 壁の隙間から、校舎はもう壊されて更地になっているのが見えた。現場の案内を見ると、昨年からの工事のようなので、もう少し早ければ壊される前の姿は見られたはずだ、惜しかった…。案内してもらったスタジオとか、どこにあったんだろう。あとの思い出は、校舎の入り口近くに机を置いて韓国の品物を売っている留学生がいて、その人に話しかけたこと。人形が着ているチマチョゴリの色合いが余りに派手だったので、「これ、本当にこういう色なんですか?」「はい、そうです。」という会話をしたのを覚えている。あれはどの辺だったんだろう。でももう想像すらできない、本当に何もないのだから。

 私の今のフーテン人生は、「東京の四年制大学で学生生活を送りたかったのに叶わなかった」というところに端を発しているのだが、それがまさに外大だったんだよな…やるなら英語と思ったので他の学校にしてしまったが、その後のアジア志向を考えると、入れる学部に入っておいても良かったのかもしれない。そしたらどういう人生になっていたんだろう。

 入らなかった大学を憂いても仕方ない。霊園沿いをだらだら歩き、白山通りへ。ここまで来て地蔵通り商店街との位置関係が掴めた。こちらの方は近年何回か来ている。でも私の学生時代は、この辺は注目されていなかったはず。この辺で学生やってても、この通りの存在に気づかなかったかもしれない、というかことさら注目すべき対象としてとらえなかったかもしれない。

 地蔵通り商店街のはずれにある庚申塚でお参り。猿田彦の神様は、我が家の守り神なのである。小雨が降り出したので早々に駅に向かい電車に乗る。

 今日もまた心の旅だった。忘れた過去を掘り起こすことが多い今日この頃。次の旅につながっていってほしい。

May22_1522

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