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エデンの東

 再映されているのを偶然知り見に行って来た。この映画を見るのはたぶん25年ぶりくらい!?高校生の時、田舎の市民会館で「理由なき反抗」と二本立てで上映されることになり、両親に「ぜひ見て来なさい」と言われて車で送ってもらって見に行ったのである。

 その時はもちろん感動したが、どちらかというと話がわかりやすい「理由なき反抗」の方が気に入ったと思う。しかし、どちらの映画もどういう話だったかすっかり忘れてしまっていた。今はただ「見た」という事実と「感動した」ということとテーマ曲しか覚えていない。

 映画の出だしから、「あれ、こういうシーンだっけ…」とまるで初見のよう。しかし、アブラの衣装を見てあっと思った。赤い水玉模様にスカラップのブラウススーツに見覚えが…というか、当時その衣装を見て「なんてかわいい!こういう服が欲しい!」と強烈に思ったのを思い出したのである。

 ちなみに衣装担当は「ゴッド・ファーザー」の衣装も担当したアンナ・ヒル・ジョンストンさんなのを発見したのも嬉しかった。「ゴッド・ファーザー(パートⅠ)」も、衣装の素晴らしさにうなっていたからである。

 結局高校生の私が覚えていたのは「列車の屋根に乗っているジェームス・ディーン」「アブラの衣装」「レタスを積んだ貨車から水が流れ出ているシーン」「狂ったアロンが汽車で出征するシーン」だけであり、ストーリーなどはほとんど理解していなかったことが判明した。

 今回、ちゃんと映画を見て話の流れがきちんと理解できてよかった…。それと同時に、高校生の時の時分の感性の低さというか理解の低さというか許容量の少なさにちょっと呆れた。映画1本で人生変わる人もいるというのに、素晴らしさを受け止めきれていなかったことがわかったから。やっぱり凡人は凡人だ。

 …とこれを書いている今、つけっぱなしにしているテレビから流れる「なんでも鑑定団」で「ジェームス・ディーンの衣装」の鑑定をやっているではないか!「エデンの東」のジャケットも!すごい共時性。

 赤い水玉の服はもう着られないおばさんになった凡人な私だけど、死ぬまでに美しいもの、素晴らしいものにもっともっと出会っていきたいと思う。

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