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かもめ食堂

 何やら評判がよいので、見に行ってみた。ヘルシンキを舞台にしたほのぼのおとぎ話。主要キャストを見て「やっぱり猫が好き」と関係あるのかと思ったけどたまたまらしい。

 私はフィンランド系企業に派遣の面接に行って「積極性に欠ける」とフィンランド人の社長にダメ出しされ不採用になったという、フィンランドがらみのちょっと苦い思い出がある。たぶん作者はフィンランドには行ったことなくて雰囲気だけで舞台を選んだんだろうなあ(苦笑)。海外移住や就労も夢見る身としては「なんでフィンランドやねん」「就労ビザとれんの」「言葉だって大変」「税金高いで」と秘かなつっこみを入れながら見ていた。

 ま、そういうつっこみを除けば素敵な物語。主役の3人は「昭和顔」だなあ、としみじみ思った。ヘルシンキの街並みは文句なく美しく、やはり行ってみたくなったよ。実際のフィンランド人は、何を考えて暮らしてるのかなあ。

 お店のインテリアや食器も要チェック。3人のファッションもなかなか(特にマリメッコを着こなすもたいまさこ!)。ヘルシンキのレストランが舞台ということでカウリスマキ監督の「浮き雲」を思い出した。あの映画を見て「フィンランド人の生活っていいなあ」と思ったけどあの作品は小津作品の影響を受けているのだ。つまり原点は日本。

 日本で、こういう暮らしを造っていけばいいんだよね。決意を新たにさせる作品だった。

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» NO.155「かもめ食堂」(日本/荻上直子監督) [サーカスな日々]
たった2館で上映された「かもめ食堂」は、 女性たちの先進的な意識にシンクロした。 もともと東京と横浜の、たったふたつの単館で、この作品は上映された。多くのミニシアター系映画と同様に、評判がよければ、上映期間が延長されたり、上映館数が拡大されたりするかもしれない・・・そんな幸運は、年に数作あるかどうか、ということなのだが・・・その程度のお披露目であった。 荻上直子監督も、熱烈な邦画ファンなら「バーバー�... [続きを読む]

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