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花よりもなほ

 是枝作品で時代劇とはこれいかにと思っていたが、やっと見ることができた。

 まず、江戸好きなので江戸時代の風景ってだけでうっとり…のはずだが、いかんせんボロ過ぎ、汚な過ぎの長屋…出てくる人も変なヤツばっかりで楽しそう、でも仇討ちの話なんだよね…。

 岡田准一くんは、やっぱり顔がキレイだ!でも背が小さくないか?(宮沢りえちゃんとそんなに変わらない) 劇中の雰囲気とかキャストが北野作品の「座頭市」とかなりかぶっていて、同じような雰囲気で見てしまった。

 仇討ちと言えば、私は「今の世こそ、仇討ちを復活すべきだ」という考えである。今の時代ほど犯罪被害者が報われない時代はないと思うからである。人道の名のもと、または「被害者意識を持ったらいけない、いじめられても乗り越えてこそ」という正論のもと、結局「人を傷つけたもん勝ち」がまかり通っている。因果応報もあるけど、そんなの悠長に待ってたら自分がやられてしまう。

 この設定で、どういう風に話が進んでいくのかなと思っていたらそうか、そう来たか…。折角恨みを愛に変えたのに、戦いが賛美される風潮になり、さらには商売に利用され…。最後こそほのぼのとまとめているが、意外と皮肉な展開に。今の世相を暗喩しているような気がした。

 見終わって思ったこと「これは時代劇に名を借りた反戦映画なのでは?」戦前とも言われる「今」あえてこの作品が世に出たことをずっと覚えていたいと思う。


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