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アニー・ホール

 ウディ・アレン作品はどうも好きになれない…。理由のひとつに彼が以前クビになった会社の社長に似ているからというのがあるが(笑)なんか作品に感情移入できないんだよね…。作品を見ても、こんな人が美女と恋愛するのがおかしいとまず思ってしまい、作品に入り込めないのだ。自分が美人と共演するため映画撮ってるとしか思えない。

 いちおう代表作とのことなので見に行ってみたが、この作品に限っては、あまり違和感なく見ることができた。70年代後半の作品ということで、作品を見ながら数年前のニューヨーク旅行と、70年代の日本のことを思い出していた。

 さえない40男でもそれなりに恋愛してたり、スポーツクラブに通ったり、今なら普通だけど当時の日本ではありえなかった。やはりニューヨークは進んでいる。あとかかりつけのカウンセラーがいたり、パーティでドラッグが普通に登場するのは今の日本でさえもまだまだ…(そうなるべきと言ってるわけではない)当時の日本人は、「ニューヨークの生活はなんてすごいんだ」とさぞかしぶっとんだことだろう。

 自分が年とったのとニューヨーク旅行のおかげで人種ネタが少しわかるようになったので、特に説明されることもないウディ・アレンの出自のことも自然に理解できた。そんな自分にちょっと微笑み(^_^)小娘の時分に見ていても、背景までは理解できなかったと思う。やっぱり旅行で街の雰囲気を体感してくるって大事だ。

 この作品はニューヨークに住むユダヤ人ならではの物語なので、当時の日本人がどうとらえていたのか興味深い。でもたぶん、単に「ラディカルな街の、おしゃれな恋愛物語」としか思わなかったんだろうな。

 見終わって思うのはこの作品を日本人がどうこう論じてもなあ…ということだ。名作だけど、ものすごくニューヨークのユダヤ人限定の物語だから。

 

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» モンゴル帝国・大いなる騎馬民族 [モンゴル帝国・大いなる騎馬民族]
記事を読ませていただきました。とても参考になりました。どうも ありがとうございます。 [続きを読む]

受信: 2007/04/11 15:08

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