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ミリキタニの猫

 タイトルだけ見ると北欧の童話かと思っちゃうけど、違うのだ!ミリキタニはなんと日本人の苗字(三力谷)なのだ。

 ニューヨークで絵を描きながら路上生活をしていたミリキタニおじいさんには意外な過去が…ということで、詳しいことは映画を見てほしいが、私が初めてニューヨークを訪れたのが2002年の2月、このドキュメンタリーが撮られていたのとほぼ同時期なのが感慨深かった。チェルシーもよく歩いたけど、もうこの頃には路上生活からは卒業していたんだね。

 ホームレスになってもアメリカの福祉は断固拒否するミリキタニじいさんの気概には驚かされる。強い意志があるとともに、それだけアメリカからひどい目に遭わされた恨みがあるってことだから。でも機嫌がいいと演歌調の鼻歌を歌ったり、サムライ映画が好きだったり、若い娘の夜遊びに怒ったりとかわいらしい部分もある。そしてオリジナルの絵も味わい深いけど(色使いがいいのだ)、水墨画や書道も上手だったり、昔の教養ある日本人の素養を持った人である。

 この映画を見て「ヨコハマメリー」を思い出した。この世代の人のこの強さは何なんだろうか。戦争によって否応なく強くさせられたってことなんだろうけど。

 アメリカ人の視点から撮られた作品だが、日本人から見ると日本人の素晴らしさ、面白さを改めて感じる作品です。

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