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白い馬の季節

 心が晴れる映画ではないらしいと聞いていたが、自らを東京遊牧民と称しているからには遊牧民の映画も見なきゃね、と見に行った作品。

 まず、たとえ砂漠化していても、モンゴルの草原の風景はやはり私の心象風景かも。懐かしいような、彼岸の世界のような、夢を見ているような気分。それから遊牧民の何気ない風習。お茶やお酒を持ってあいさつに行くとか、商売をするのに自分で商品の値段が決められないとか、借りた器には何か入れて返すとか、お金にがめつくなく誇り高いさまは昔の日本人と通ずるものがあり、自然に受け入れるとともに感心した。

 そんな彼らが草原の砂漠化や流入する法律やら資本主義やらでだんだん生きづらくなってくるのが、悲しい。街に定住したくない主人公の気持ちは、会社に定住したくない私の気持ちと重なった。

 主人公は近代モンゴル社会に適応していくのだろうか…。草原の暮らしに帰れる日は来るのだろうか。

 近代化・工業化は止められないかもしれないけど、やっぱり遊牧民が自由に生きていける世の中になってほしいな。
 

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