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公元2000AD

 この作品は2000年の作品だけど日本では映画祭での上映のみで、確か一般公開されなかった(はず)。当時すごーく見たくて公開を心待ちにしていたのだけどそれっきりに…。私の中では幻の作品だった。

 ところが先日の香港映画特集で上映されているのに途中で気づき、張り切って見にいった。

 感想は…何十年も探していた昔の恋人にやっと会えたような感じかな。話の断片だけいろいろ聞いていただけに良いも悪いもなくとにかく「こういう作品だったのね~」と満足した。アーロンがまだ若いし、アクションもキレてるし、画面全体からパワーがあふれてて香港映画の王道。「イサベラ」で狂わされた調子が元に戻った感じ。やっぱり香港映画はこうでなくちゃね。

 しかし…この雰囲気ももう過去のものなんだよね。2000年以降、韓流に押されて公開作も減っているので香港映画の流れがつかめてないけど衰退してるのは確か。スターもどんどん年とってるし…たぶん、この頃が「香港映画最後のひと花」だったんだろうな。

 作品は楽しんだけど、香港映画衰退を思って哀愁も感じた。最近はDVDだけの作品も多いようだから、早いところプレーヤーを買って2000年以降のおさらいをしようっと。

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