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イサベラ

 昨年からの中国映画特集~フランス映画特集に続いて息つく暇もなく(?)始まった香港映画特集。1度見た(けど内容覚えてない)作品が多いなか、未見だし主催者のイチ押しっぽいから見に行ってみた。

 しかし…オープニングクレジットから王家衛作品のパクリじゃ~。全体に緑がかったレトロ調の画面とか、カット割とか、音楽とかも全く王家衛作品のマネなんですけど…。そして全くの二番煎じ(ため息)。見ていても作品に入り込んでいけない…この違和感はなんだろう。

 まず、舞台が99年のマカオなのだが、私が同時期のマカオに実際に行ったことがあるため「こんなレトロな雰囲気じゃねえよっ」と思ってしまったというのがある。当時のマカオの風景は別に緑がかってなかったし(笑)ラテン音楽が流れているわけでもない。設定を60年代とかにしてくれればよかったのに。というか99年がつい最近って思うのは自分だけで、結構昔ってことなのか(苦笑)

 それからやっぱり役者だね。主人公が杜汶澤ってのが…(涙)いや、確かに彼は得がたい俳優なんだけど…他に誰か居なかったの?(苦笑)十代の娘がいるという設定にしては若すぎるし、存在が軽くて無頼というよりだらしない人にしか見えないし、変にモテているのも納得いかないし…。ラウチンとか、40代でもう少しイケメン系で重みがある人がやれば良かったのにーと思った。予算なかったのかな。女の子は栗山千明みたいなきれいな子だったけど、彼の娘には見えないし(笑)

 同じように作っていても、完全に夢の世界を創り上げるという点で王家衛はやっぱりすごいのだった。シロウトは下手にマネしちゃだめだね。でも、あと、同じ作品でもレスリーやアンディがやればもっと雰囲気が出せたと思う。やっぱりスターって意味があるんだなと思った。

 変な夢を見た後のような疲れを感じながら映画館を後にした。わざわざこの作品を選んできた主催者のセンスにも違和感…。香港映画よどこへ行く。
 

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