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清里への旅

 連休の行事として企画していた清里旅行、連休後になって敢行してきた。連休用に立てた計画なのに実行するのが連休後…って去年の大阪行きと同じだわ。エンジンがかかるのが遅いんだよねーそこが私らしさなのか(^_^;;>

 当初予定してた日は朝起きられなくて断念したのだが、この日は不思議と出発に間に合う時間に目が覚めた。それが心と体のOKサインなんだと思う。普段の出勤時間より1時間早く家を出る。朝食用の飲み物やサンドイッチも買って、遠足気分。

 甲府までは先月も来ているから慣れたもの。先月花が咲いていた桃畑は瑞々しい緑の木に変わっていた。

 さてそこから…韮崎を過ぎると段々南アルプス山麓の風景になってくる。うねるような丘陵の風景が懐かしい。

 今回改めて驚いたのが、丘陵の向こうに見える山々の風景の力強さ。まだ雪を頂いていて、圧倒的な存在感で迫ってくる。何度も中央線に乗っていたけど遠景にあまり注意を払っていなかった。途中にある「日野春」という駅の名前が好き。甲府から小淵沢までもあっという間。ここから小海線。観光客向けの新しい車両。

 まずは甲斐大泉駅で途中下車。駅前を散策する。駅のそばに不動産センターみたいな建物ができていたが、駅前のよろず屋さんもまだ営業していたし、いい意味であまり変わっていなかった。でもそのうち入ろうと思ってた、藁葺屋根の喫茶店は営業していなくて、よく見たら屋根の一部が抜けてかなり朽ちていた。廃業してからかなり経っているようだった。

 昔のバイト先へ続く道を途中まで行ってみる。活気がないともいえるがバブルが去って本来の田舎の姿に戻ったというか、のどかで寂れた光景だった。途中にあるテニスコートまで来たが、雑草が生え放題で明らかにもう使われていなかった。これで充分な気持ちになり、大泉駅に引き返す。

 次の電車に乗って清里へ。足が元気なうちにということで、まず清泉寮に向かって歩きだすけど、駅前の店の寂れようがすさまじい…駅前なのに空き店舗があったり、おみやげ屋さんも明らかに品揃えが少なく侘しい感じ。清里ブームのころうじゃうじゃ建設されたショッピングセンターが軒並み閉鎖されて、ゴーストタウンのようになっていた。それから踏み切り近くにあった有名な喫茶店「MILK」も別の店に変わっていた。(友人がここでバイトしていた)

 興味深かったのは、新しくできた店は全部閉店になっている中で昔ながらの定食屋とか酒屋とかほうとう屋みたいなのはまだ営業していることだった。おみやげ屋でも、おしゃれなケーキの隣に漬物やふき味噌とか置いてあってなんか昔に回帰している感じだ。

 清泉寮のほうは、レストランやショップが新たに出来ていたりしていい感じで発展していた。牧場の風景はやはりメルヘンチックだったし、ソフトクリームはやっぱりおいしかった。バイクでツーリングに来ている集団もいて(明らかに30代以上)、懐かしの風景。そういえば今の若い子ってバイクに乗らないね。それどころか、バイク自体が生産終了になっているんだもんなあ。

 駅前に戻って萌木の村へ。徒歩で移動すると味気ない国道沿いをとぼとぼ歩かなくてはならず貧乏くさいんだよねー。国道沿いも、つぶれて廃墟になっている建物が何軒かあった。撤退するとききちんと更地にしてほしいなあ。

 萌木の村もいい感じで発展していて、新しくできた店も雰囲気になじんでいて、楽しんで散策した。でも値段は少し高めでお茶するのも躊躇してしまい、結局どこにも入らなかった。おみやげに昔よく買ったかぼちゃジャムやにんじんジャムが欲しくて探したけどどこの店にも置いていなかった。でもあれって長野かどこかで作った観光地用だったんだよね。今売っているのは地場ものだけで、そういう意味では適正になったってことなんだろうけどなんか寂しいような…なんだかんだで清里バブルも昔の自分の一部だから。

 最後に時間が余ってしまったけど駅近くで時間を過ごせるところがなくて困った。仕方がなく駅で電車を待ったけど、来ているのはどう見ても私と同世代の人ばかり、若い子は2組くらいしか見なかった。

 小淵沢で「元気甲斐」を買おうとしたけど売り切れてたのでこれまた懐かしい「高原野菜とカツの弁当」を買い、帰りの車中で夕食。未だに850円という価格も素晴らしい。

 お弁当を食べながらふと外を見ると、勝沼平野の夜景の上に燃えるようなオレンジの月が!そうか、月に導かれて今日の旅があったのね…と納得。(満月の夜は散策したくなるのである)

 闇夜を走る、人の少ない列車は銀河鉄道のよう。あの頃から25年たっていることをしみじみ感じながら、列車に揺られて月を見ていた。

 思ったほど精神的に動揺することもなく旅を終えることができた。なくなって残念なものもあるけど、悪いものが淘汰されて再生していく様を見たからだろうか。後からまた、いろいろな思いが甦ってくるのかもしれない。また癒されに来ようと思う。

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