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女人本色

 毎回必ず行っている中国映画特集、「よく知らないけど、未見で香港映画だから」というだけで見てみた。結果は…客観的には決して名作ではないと思うけどけどミョーに感情移入してしまった。

 作品は香港返還からの10年を描いているが、これが私の派遣社員人生とほぼ重なる。返還当日のシーンから始まるが、当時真剣に「香港で返還の瞬間を迎えよう!」と思っていたことや、世の中全体が大騒ぎだった返還前後の雰囲気を思い出した。

 それから不景気の波が来て…不景気と関係あるのか不明だが香港ドルのレートがめっちゃ悪くて驚いたことがあったこととか、当時の旅行の思い出とかも甦ってきた。夜景が暗くなっちゃったんだよねー。

 そして、SARSがあって…この頃レスリーとアニタも亡くなったんだよな。もう本当に香港は終わりだと思った。自分も派遣生活に行き詰って苦しかった。

 映画自体も、衰退する香港映画を物語っている気がしないでもない。主役のジジ・リョン、スターというには小粒だと思うが返還当時からずっと一線でやれている女優が彼女くらいしかいないということに寂しさを感じる。彼女も30代かあ…(哀愁)興行的にも成功しなかったみたいだし。

 でも、そんなこと私にはどうでもいいのだ!劇中の人が次々亡くなるなどあまりにベタなところはあるが、主人公が慈愛や正義を貫いたのが後に返ってくるところはイイね!明日への希望になる。香港と共に衰退しつつある自分の人生といろんな部分が重なってしまい、つい涙しつつも、香港映画にひたれる幸せも久々に味わった。

 映画はホント、心のごちそうです。貧乏しても映画は見よう。

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