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乳がんの記録 宣告後の心象風景~訃報が目に沁みる

 これは乳がんに限らずここ数年の傾向なのだが、訃報が気になる。母が入院、介護状態になった一昨年末からさらにその傾向が強まくなった。亡くなった方は両親と同世代の方が多く、そうなるとご遺族も自分と同世代だったりするので余計身にせまるものがあり、ため息をついていた。

 そしてこの年末…乳がんが発覚したのは、中村勘三郎さんが亡くなったり雨上がりの宮迫ががんで入院した頃だったので、この二人のことは考えずにいられなかった。芸能人の場合は病状がちゃんと伝えられなかったりするから…宮迫は無事退院・仕事復帰できてよかった。

 そうこうするうち、次々入ってくる訃報…いずれも「きちんと昭和を生きてきた人」みたいな方々ばかりで、哀悼の気持ちと同時に、自分はこの年でまだ何事もなしてないということを改めて思い知らされてめげる。自分の人生はまだまだ続いて当たり前と思っていたが、当たり前じゃないかもしれないのだ。でも言霊になってもいけないから口に出せず、そうすると余計にマイナスパワーが強くなりそうで辛かった。

 亡くなった面々を見て、今本当に時代の変わり目だと思うけど、私もどちらかというと古いタイプの人間なので、時代の終わりとともに天から召喚されるかも…なんて思ったり。

 一応、手術からは生還できた。これからも訃報でショックを受けることがあると思うが、なるべく生きて新しい世界をこの目で見てみようと思う。

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