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香港残照2013

 先週の今頃は香港に居たのに、もう一週間たった。着いてみればいつもの香港…と思っていたが、前回訪問が2009年だから4年ぶりなのだ。

 今回自分が感じたのは、とにかく「時の経過と自分の劣化」自分が一番香港を訪れていたのが90年代後半~2000年代前半。その頃の旅行パターンが自分の中にしみついていて、今の香港に自分が適応しづらくなっていた。

 今までの旅は、相部屋の安宿に泊まって好きなときに一人で観光し、気が向けば同宿の人と雑談して色々教えてもらったり結構コミュニケーションがあった。皆で食事に行くこともあり、一人では食べられないようなものも味わうことができた。それが当たり前と思っていたが、常宿にしていたところがなくなり、また色んな事情で日本人宿にも行かなくなり、全く一人で行動するようになったら…香港って意外と不便(苦笑)自分の旅行能力が大してないことを思い知らされる。英語もどんどんヘタになって相手に通じないし。(向こうの英語もヘンだってのもあるけど)

 そんなわけで、昔のような開放感を味わうことはあまりないのだが、香港の街並みを見るたび思うドキドキワクワク感は変わらない。

 今回の目的は、寺院で開運をお願いするのと、よい気が流れているとされる競馬場に行ってよい気に当たってくること。あとは日用品の買い出しと、いつもの街の定点観測。

 今回は、普段あまり歩かない中環と尖沙咀を中心に歩いた。ミーハー観光客が行くところとバカにしてたけど、改めてちゃんと歩いて地形を頭に入れた。食事面では、今までそれほど行かなかった雲呑麺屋と茶餐庁の場所をチェック。貧乏一人飯だとこういうところがメインになると今頃気づいてるし(苦笑)

 今回、変わっていたこと:
 ・食べ物の値段が上がっている。昔の金銭感覚でいると何も買えない!(自分の感覚が古いだけなのだが…)重慶マンションのカレー屋も高い!
 ・映画の値段も上がっていた…。あと上映システムも変わって昔の早場とか四點場とか(ちょっと前の作品を安い値段で上映する。私が散々お世話になったシステム)はもうない。今の「早場」は一番早い上映回のことを言う。値段はちょっと安い。
 ・長いこと空き地のままだったダイヤモンド・ヒル駅前、とうとう再開発が始まっていた。逆に言うと10年くらい空き地のままだったってのもすごいが…黎詠園がなつかしい。
 ・上海灘がペダービルから撤退、アバクロになっていた(今回最大のショック)
 ・ペダービル裏側にあったいつも買い物する店が、とうとう再開発で撤退していた(移転先は確認してきた)
 ・油蔴地戯院が、アート系の劇場にリニューアルされていた(苦笑)
 ・トラムで湾仔を通るたび気になっていた「和昌押」(レトロでシブい質屋)がオサレなレストランバーにリニューアルされていた。私にはちょっと敷居が高い…でも、今度行ってみよう。
 ・「天使の涙」の舞台になった「第一棼サウナ」の看板は発見できなかった(前回も見つけられなかった)
 ・スターフェリーに週末価格ができていた。ますます不便に、観光用乗り物と化しているのが哀しい。
 ・KCRがなくなり、すべて”港鐡”に統一されていた。
 ・地下鉄が安くなり、バスが高くなっていた。近距離だと地下鉄の方が安かったりする。
 ・大陸からの旅行者が多い。お店では「歓迎光臨」と北京語であいさつされる。
 ・インド人の子供や若い女性、マレー系の女性が増えた気がする。
 ・アフリカ系の人は以前より見かけない。

 昔から変わらず健在なもの:
 ・尖沙咀の徳丸牛肉麺(市場もサイコー、なくなってほしくない)
 ・中環の檀島珈琲店(昔ながらの雰囲気)
 ・その辺の店の雲呑麺(今回は大圍で)
 ・その辺の店の叉焼飯(今回は尖沙咀で。実は初めて食べた)
 ・街市
 ・夜景(新しいデジカメで写真を撮ったらデータ容量が大きくなり画像が貼れない(泣))
 ・香港映画(アンディ・ラウの新作「富春山居圖」)はやっぱり面白い!

 結局、私が思う香港は映画の中にしかないのか…と愕然としないでもないが、香港旅行を目標に生活を立て直していこうと思う。

 また来るからね!

 

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