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  • 高橋克彦・杉浦日向子: その日ぐらし 江戸っ子人生のすすめ
    私の心のバイブル
  • 松原惇子: 女が家を買うとき
    松原さんの著作はどれも好き。でも私は未だに借屋住まいである。
  • 野村進: アジア定住
    プー太郎時代に何度となく読み返した本。この本に出てくる人たちのような心持ちで生きていきたい。
  • 森茉莉: 贅沢貧乏
    私は森さんのようなお嬢さま育ちでもないし感性もないけれど、おひとり様人生の偉大なる先達に敬意を表して。
  • 上野千鶴子: おひとりさまの老後
    ひとりで生きていく人必読!
  • 岸本葉子: がんから始まる
    がんになった人はぜひご一読を。取り組み方の参考になります。

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身体のいいなり

 乳がんの本でこんなのがあるよと、友人が貸してくれた本。内容を要約すると、不健康極まりない人生を送ってきた著者が乳がんになり、その後ヨガを始めたら病気前より元気になってしまったという話である。健康のためヨガをずっとやってきたのに乳がんになってしまった私は複雑な心境(苦笑)

 貸してもらったからと読み始めたが、私にとってはいろんな意味でとにかく読み進めづらい本だった。まず段組みが小さめなので老眼が来た目につらいという生理的な問題。あとは内容。ホルモン治療のせいで読解力がなくなっているせいもあったが、まず著者の主張と行動が相反しているのに混乱させられた。貧乏で困った、困ったと言いながらマンションを買ってるし、「見た目などどうでもいい」的なことを言いながら結局乳房を再建していることとか…著者の意気がりは横に置いといて「結局どう行動したか」を押えて読んでいかないといけない。

 それから、がんに関する記述について。同じ体験をしている私からするとあれっと思う記述が何か所かあり、納得できず抵抗を感じてしまう部分があった。でも「詳しい乳がん記にする気はない」とあるのでがんの部分の整合性は追及すべきではないのだろう。また、乳がん治療は日進月歩なので、その当時からいろいろ変わっている部分もあるのかもしれない。

 ずっとヨガをやってきた私には身体のいいなりで生きるのはある意味当たり前。私とっては、乳がんになる前の「身体の不都合を意志の力でねじ伏せる」ような生き方がむしろ新鮮で、感心してしまった。そのくらいでないと、やはり作品というのは生み出せないと思うから。でもそこから一段抜け出して次のステージへ行けたのだから、すごいことだと思う。

 読みづらかったけど、2度読んで内容はなんとか理解できた。ヨガをやったことがない人、がんになったことがない人の方が抵抗なく面白く読める本だと思う。

 この著者の作品はもう読むことはないだろうと思っていたら別の方からも薦めていただいた。今度は断捨離の本だそうで。「身体のいいなり」にも、そのきっかけになったようなエピソードが書いてあった。なるほど、出会う順番は違えど共通点はあるのかもしれない。そのうち読んでみようと思う。

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