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ダンナ様はFBI

 1年以上前に読んだ本だが、昨日の記事に続き結婚モノということで。この本は、Amazonで本探しをしていた時に関連検索で出て来た本…自分自身は全く機転がきかないヘタレだけどスパイとかには結構興味があるのだ。なにしろ、占い師さんによると私の前世は「武将でスパイ」だったとのこと(爆)、前世で権謀術数を使い過ぎたため、現世ではそれらの能力を封印されてしまったのだろうと勝手に考えている(笑)

 自分の話はさておき、この本は元FBI(でも、あくまで自称)のアメリカ人男性に見初められて結婚したキャリアウーマンの話である。この本でまずいいなと思ったのが、出会って以降「押しつけがましくない内容の手紙が、時々送られてくる」というゆったりとした交際の始まり。「誰にも邪魔されず、マイペースでゆっくり気持ちを確かめていく」というまさに私の理想のパターン。でも実際、自分が適齢期の時世間はバブル期で生き馬の目を抜く恋愛戦国時代、じっくり愛をはぐくむなんて無理だったのだ。

 で、本の前半にはそうして結婚したはいいがFBIでの教育が骨の髄までしみたダンナ様の心配性すぎるエピソードが紹介されているのだが、途中で何となく違和感が…「個人宅の電話で名乗らない」とか「CDも破砕できるシュレッダー」って別に普通だよね…と読み進めていって、この話が実は80年代のエピソードとわかる。な、なんだーもっとリアルタイムに書いてくれればよかったのに。

 そして後半では一転、FBIで鍛えられたダンナ様による、奥様へのビジネス指南編となる。「外出するときは必ずハイヒール」とか「スーツでスーパーに行かない」など、書いてあることに納得はいくが、私はまずやらないことばかり(笑)ハイヒールを履かなくていい、仕事の格好でそのままスーパーに行ける身分(笑)ということで私は派遣に落ち着いてしまったから…。そんなわけで、後半はあまり真剣に読まなかったが、本に書かれていることはなるほどと思うことばかりである。そしてそんなダンナ様の指南を受けつつ、奥様である著者は着実にキャリアアップしていくのである。私は挫折しちゃったけど、20代はキャリアに憧れていたので、こうして第一線でずっとお仕事をされている著者が本当は羨ましいのである。

 この本で思ったのは「リアルタイムに出したら良かったのに」ということと「ダンナ様の面白エピソードとビジネス指南編を別の本にした方が良かったのに」ということかな。でも、「ダーリンは外国人」よりは確実に中身が濃い本。アメリカ流にビジネスで成功したい人にはおすすめです。

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