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罪の手ざわり

 ジャ・ジャンクー監督の新作が近々公開、というのは聞いていたが、どの作品だかチェックしていないうちに他の人が薦めてくれて、公開中なのを知った。しかし、W杯真っ最中という絶妙のタイミング…教えてくれた人をちょっと恨む(笑)スケジュールを調べたら6月いっぱいで上映終わりそうだし、仕方なくコロンビア戦前夜に見に行くことに(爆)

 作風はかねてから知っているし、あらすじも少し聞いていたので違和感なく作品に入っていけた。個人的には「長江哀歌」よりはわかりやすく飽きずに見ることができた。

 ジャ・ジャンクー作品は、出演者が大体同じ(笑)で、彼らがどういう形で出てくるのかが楽しみの一つ。特に女優の趙涛!「世界」のタオ姉さん役が印象的で、そこから気になる存在に。新作を見るたび、彼女が変遷していくさまが感慨深い。それからどの作品にも「サンミン」という役名で出てくるとても役者に見えない男性。俳優業だけで食べていけてるのだろうか。そして今回は、東莞に出稼ぎに来た男の子役の子がヒット!本当に普通で、こんなにタレントっぽくない子をよく探してきたなあ。

 ストーリーは、中国を知らない人にとっては衝撃的な話らしいが、中国のことを日頃から見聞きしている私にはさして珍しくもなく…暴力や怪我の描写もなんだかマンガのようで、コミカルにすら感じてしまった。オフィス北野と提携してるし、ちょっと北野映画っぽいかな。

 一般の人は「現代中国の闇を暴く問題作」と思っているようだが、描き方は情緒的で、やはり芸術作品だよね。現実はもっと過酷なのよ。

 それでも、中国のスケールの大きさに圧倒される作品。W杯前の不安を紛らすにはちょうど良かったかも。まだ上映されてるようなのでまた見に行こうかな。

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