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物語る私たち

 まず最初に、「このタイトル何?」とひっかかったけど、原題が”Story we tell"(私たちが語る物語)なのであながち間違いともいえないか。大好きな映画「死ぬまでにしたい10のこと」のサラ・ポーリーが自分の家族について撮ったドキュメントというので見てみた。

 「兄弟のなかで一人だけ似ていない」ということで疑問を抱いた彼女が、自分で調査を始め、また家族全員がそれぞれ家族について語る。確かにサラだけ金髪だし明らかに顔つきが違う。そして、若くして癌で亡くなった母の過去を辿っていく。両親とも俳優だったのか、芸能一家なんだな。そしてお母さんは2度の結婚でそれぞれ子供をもうけていて、登場人物が多くてややこしい。

 そしてびっくりというかやっぱりというか、生物学上の父は別の人であることが発覚。でも母亡き後、一緒に居た時間が一番長かった末っ子サラと父の絆は揺らくことはない。

 「生みの親より育ての親」「氏より育ち」と思う私はそりゃそうだよなと思うが、サラの女優としての才能は生物学上の父からの遺伝かなと思えるし、異母姉妹と顔や笑い方が似ていたり、「血は争えない」と思える部分も多々。両方あっての家族なんだろう。

 サラの「育ての父親」の「彼が父親で良かった。私が父親だったら、サラは生まれていなかったから。そして彼はかわいそうだと思う。サラと過ごすことができなかったから」という言葉はすごい。自分をしっかり見つめ客観視して冷静に表現できるのはさすが俳優だ。

 芸術活動の肥やしになるよう、神様がこの状況を与えたのだろうか。好きな女優さんなので、これを糧にこれからもいい作品をどんどん作ってほしい。

 

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