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Fargo

 90年代後半のある年、1年間プータローしていた頃見て、印象に残った作品のひとつ。この作品から、コーエン兄弟に注目するようになったんだよね。もう一度見たいと思っていたところ、映画館で上映されてた(笑)

 改めて見てみて、忘れていたいろんなことを思い出した。荒涼とした雪景色、街の入口に立つ大きな男の木像。そして登場人物のファッションの古臭さ、田舎臭さ。のどかな田舎で起きた、残酷だけど間抜けな話という演出にぴったり。

 見た目が情けない主人公、いかにも日本人が思う典型的アメリカ人といった感じ。それから妊娠中ながら捜査に挑む女性署長、そうそうこういう顔立ちだった。そして今回は、劇中のインテリアなども気になった。早朝の朝食をとる女性署長の家の、小さいけど居心地良さそうなキッチンが好ましい。アメリカ人(というか欧米全般)ってインテリアが本当に上手。引越ししたので今度の部屋づくりに参考になりそう。

 途中で出てくる日系の同級生のエピソードは、すっかり忘れていたけど今見ると何のため入っているのかわからない。話にちょっとアクセントをつけるためといったところなのだろうか。

 それから、小さい事件で終わらせるはずが殺人が殺人を呼び…という展開が、この10年くらい後に見たシドニー・ルメット監督の「その土曜日、7時58分」に似ているような気がした。この作品が元ネタになっているのかも。

 とにかく、久しぶりに見て作品自体も懐かしいし、劇中の「アメリカの地方の冬景色」も懐かしいし、初見の頃の自分の生活なども思い出されたよい体験だった。

 最後にひとつ、初見のときはラストに春になって雪が融けて…というシーンがあったはずなのだが、今回見たブルーレイ版には入っていなかった。私の記憶違いなのだろうか。

 今、ドラマで再作成されているらしい。リブート版というそうだが、リメイクとどう違うんだろう。機会があれば見てみたい。
 

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