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喜劇 とんかつ一代

 ここ数年、新年最初の映画は昔の日本映画を見るようにしている。お正月気分と懐かし気分、そして昔の作品は結構アバンギャルド(笑)だから新しい感覚も味わえて面白いのである。日本人である自分のルーツを確認みたいな意味合いもある。

 今年はラピュタ阿佐ヶ谷で「喜劇 とんかつ一代」時間が合うというだけで見た。もちろんどんな作品か全くわからないが監督が川島雄三だからちょっと期待できるかな…

 まずは舞台になってる上野の街の風景が懐かしいような、知らない街のような不思議な気分。映画に出てくる人も、同じ日本人だけどよその宇宙の人のような感じがする。

 役者さんは今からするとすごい豪華な顔ぶれ。森繁久弥の若い時ってこんなんだったんだ。インチキ外人役の岡田真澄のフランス語がうまい(ように感じた)。アップになるともろ付け髭とわかるのがご愛嬌。女優さんも皆綺麗だ。そしてのちに大女優となる人が、ちょい役で出ていてびっくりする。そして亡くなられている人が多い。楽しく鑑賞しつつもちょっと切ない。

 劇中の人間関係がちょっとわかりづらかったけど、昔の日本へタイムスリップしながら初笑いさせてもらった。

 この作品が作られた頃私はまだ生まれていないが、自分もこの時代に近い時期に生きていたというのがなんだか信じられない。

 昔の日本は面白いけど、自分がこの時代に生きていたら居場所がなかっただろうなといつも思う。映画でときどき不思議の世界へ旅するくらいでちょうどいいのだと思う。

 

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