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おみおくりの作法

 作品の情報をキャッチした時から「見にいくしかないでしょ!」と思っていた作品。孤独死した人の葬送を行う、やはり孤独な地方公務員の話。

 主役は今時のイギリス人でもこんな人いるんだというほどイケメンでなく(笑)短躯で頭がでかい人。街の風景と相まって、ひと昔前の雰囲気が漂う。昔のイギリス人みたく、あまり笑わず質素に暮らし自分の職務をまじめにこなしている。

 でも、彼は自分の仕事にこだわりがある。お世話した人の人となりを遺留品から想像して、見送る人のない葬式の送辞やBGMを考え、心を込めて葬送する。自分も孤独なので、共感するからなのだろうか。

 私も孤独死の予定なので、劇中に出てくる孤独死の人が住んでいた部屋など、興味深く見た。そして、私が死んだ時私の部屋を見た人は、どういう感想を持つのだろうと思った。でも、こんな彼に見送ってもらえるなら孤独死もさして悪くないと思った。結末がちょっと皮肉だったけど、心にじんわりとくる作品。

 でも、孤独死予定の私が思うのは、人は他者の評価で生きるのではないってこと。誰が私の後始末をしてくれるのかわからないけど、人には私の人生なんてわからないのだから、日々自分が満足する一日を送ることが大事だなと。そして「なんだか楽しそうに暮らしていた部屋だな」と思ってもらえればなおいいかな。

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