最近のトラックバック

« 秋なのにじめじめ | トップページ | 癌と闘わない-私の選択 »

フランス人は10着しか服を持たない

 昨年大変評判になった本。でも「10着しか服を持たない」という煽りタイトルにちょっと抵抗を感じたし、シンプルライフ志向の人にとってはさして目新しい内容じゃないだろうなと予想できたのでわざわざ買うことはなく図書館で取り寄せ。やっと読むことができた。

 読んでみて思ったのが、お手本になったフランスのマダム・シック一家の生き方が素晴らしいというより著者に代表されるアメリカ人の普通の生活がひどいということ。溢れるほど物を持ち、大きい冷蔵庫にたくさん買い置きをして四六時中何かしら食べ、歩きながら物を食べるのも当たり前。でも、そんな生活が日本人がかつて憧れた「アメリカの豊かな生活」だったのだ。それから「紙の新聞を読む」「アート系の映画を見る」って私には普通のことなので、取り立てて言うことなのかとびっくりしたけど、新聞は読まない・映画はハリウッドものしか見ないというのが今の人の標準なのだ。

 でも、そんな著者がフランスでホームステイしてシンプルライフに目覚め、自分で色々考えてシンプルライフを系統化し実践していく。実際に書かれている方法は、各種お片付け本と共通なので目新しくはないけど著者は自分で考えて辿り着いたのだから、著者の研究心・分析力・構築力に感心する。そして「情熱的に生きる」「ミステリアスな雰囲気を漂わせる」という項目は、シンプルとは関係ないけど著者ならではの視点で面白い。あ、著者は「シンプル」ではなく「シック」を目指しているのだものね。

 最後に、「本当に10着の服だけで済ませられるのか?」と疑問だったのだがやはり「話の例え」とのこと。やっぱそうだよね~。

 アンティークの家具は揃えられないからフランス風シックな生活は無理な私だけど、「清貧シック」を自分のテーマと決めて身の周りを整えていこう。

|
|

« 秋なのにじめじめ | トップページ | 癌と闘わない-私の選択 »

シンプルライフ」カテゴリの記事

本で時空の旅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92012/62232464

この記事へのトラックバック一覧です: フランス人は10着しか服を持たない:

« 秋なのにじめじめ | トップページ | 癌と闘わない-私の選択 »