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アリスのままで

 久しぶりの映画、認知症の映画というのでちょっと苦手な感じはあったが、認知症がどういう風に表現されているのかも知りたくて見てみた。母と、おば二人が認知症の私。若年性ではなくても「家族型」の可能性は大いにあるのだ。

 主人公は50歳の大学教授で子供が3人いて、という設定だが、長女が不妊治療する年代だったりして、ってことは長女は30代だよね、とちょと違和感があった。それとも、アメリカでは若い人でも不妊治療するってことなのだろうか。

 キャリアも家庭も築いて何不自由ないはずだった主人公が、若年性アルツハイマーと診断される。ちょっとした言葉が出てこないとかは自分も良くあるので他人事とは思えず作品に集中。でも彼女は優しく理解あるご主人に支えられ、スマホのメモ機能を駆使して研究者らしく病気と対峙していく。患者会でのスピーチは素晴らしい。

 しかし、自殺用の睡眠薬を用意し実行するための手順メッセージも事前に作成していたというのは、どういうことだったのか。「できるだけ闘うが、やっぱりダメと思ったときの最終手段」と思ったのだろうか。私は、自分だったら認知症が進んでからではこの手段は実行できないだろうと思ったが、主人公も結局実行できず生き続けることになる。

 若年性アルツハイマーの進行速度とか、患者の寿命とかがわからないが、最後は一気にかなり進行した様子になる。老人性の認知症の場合は、発症すると老化が一気に加速すると言われているが若年性はどうなのだろうか。そしてラストはあいまいなまま終わる。

 これはドキュメンタリーではなくある種のファンタジーなので、とことん見せなくてもいいと思う。主人公は介護してくれる家族に恵まれていたが、家族のいない私だったらどうなるのかなと思った。でもうるさく言う家族が居ない分だけ伸び伸びとした認知症生活を送れるかも、とささやかな期待もあったりして。


 

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