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泥の河

 公開当時すごく話題になっていたのに、ずっと見ることなく来てしまった作品、やっと見ることができた。昔の世界にタイムスリップする気分。

 昭和56年に作られた作品だが、昭和31年の空気感がすごく良く再現されてる!まるでその当時に撮られたかのよう。子役も、昭和顔(笑)の子をうまく探し出してきてる。子役のセリフが棒読みっぽいところ、大人の関西弁がヘタなところ、オープニングの雨がいかにもセットで降らせた雨みたいなところ(笑)とかに当時の技術の限界を感じるけど、やっぱり設定の時代からそう遠くないせいか自然に再現されている。あまりのリアリティに、ぐいぐい引き込まれる。

 もう、ドラマというよりほとんどドキュメンタリーだよね。実際こういうことは多かったのだと思う。戦後10年だとまだまだ戦争の色が濃く、話の中にも戦争がらみの話がたくさん出てくる。私はさらに10年くらい後に生まれているけど、この頃すでに戦争は遠い感じだった。自分が生まれる前の時代の重みを感じた。とにかく「昭和の現実」に圧倒された。

 劇中の子たちは、その後どういう人生を送ったのだろう。そして子役の子たちも、その後の出演作がないようだけど今どういう大人になっているのだろう。色々思いを馳せてしまう。とにかく鑑賞後の余韻が半端なく、しばらく作品の世界に浸ってしまった。

 もっと頻繁に上映してほしいな。

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