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サンドラの週末

 公開の時期と母の看取りが重なり、見そびれていた作品。あらすじを聞いて期待して見たけれど…

 「休職中の女性が復職するなら、社員のボーナスはカット。復職かボーナスなしか投票で決める」って、実際にこんな露骨な話あるのかなあ。フランスって、労働者の権利がもっと守られていると思ってたので、この映画を成立させるための設定かなと思ってしまった。それで、主人公は自分の復職を認めてくれるよう社員一人一人にかけあう旅に出るわけだが…

 映画を見て思ったのは、「監督は、女性の労働問題を描きたいわけではなくフランスの労働者階級・移民社会を紹介したかったのかな」ということ。主人公が次々訪ねていく同僚の生活ぶりが興味深い。人種も移民系の人が多いし、彼らが暮らす風景はフランスと思えない。最近のフランス映画を見るたび思うことだが、エスニック色が濃い。

 自分も明日をも知れぬ派遣社員なので、自分だったらどうするかなと思いながら見た。自分が主人公の立場だったら…闘えるかなあ。そして同僚の立場だったら、私は甘ちゃんなのでもちろん自分のボーナスを返上するだろう。いや、ちょっと待てよ…自分が一緒に働きたくない人だったら、自分のボーナスをとるな、やっぱり。ボーナスもらえて嫌な人の厄介払いができるなら万々歳だから(苦笑)

 かねてから、正社員とは自分のポジションをキープするのが仕事なんだなと思っていたが、やっぱりそんな感じがした。でも非正規でもやりようでうまくやっていけるはず。私も、格差社会をなんとかうまく泳いでいきたいと思う。

 

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