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ひなぎく

 昔見て、異国情緒・レトロでアバンギャルドな作風に圧倒された作品。でもストーリーがほとんどないから内容をあまりよく覚えてなくて、映画を見たこと自体が夢か幻のよう。久々に再映されていたので見に行ってみた。

 やっぱり、映像がおしゃれで可愛い!60年代と思えない斬新さ、東欧というもの珍しさ。そして60年代なので、不良少女でも服の着こなしがちゃんとしてて品がいい。2人のファッションの取り合わせを、注意深く見た。ワンピースでも一人が首のつまったデザイン、もう一人が胸元の開いたデザイン、そして開いた胸元をシフォンのスカーフで覆って…とか、とにかくセンスがいい。ラストに出てくる新聞紙で作ったジャンプスーツとかもおしゃれ(しかも、2人で微妙にデザインを変えている)で、そうだそうだそうだった、とひたすら懐かしかった。

 ストーリーは覚えてないくせに、字幕の訳が微妙に変わっているのには気づいた。呼びかけの「ヤルミルカ」が「ヤルミルさん」に変わっていたし、最後のセリフは以前は「踏みつぶされたサラダをかわいそうと思わない全ての人々に捧ぐ」だったはずだが違う表現になっていた。

 最初と最後に爆撃シーンが入っていることからも、本来は体制批判映画らしい。監督は何に対してどう批判したかったのだろうか。バックグラウンドを知らないと、本当の意味での理解はできないんだろうなと思った。その辺の解説を知りたいところだ。それから主役の2人、今なら60代くらいだろうか。監督やキャストがその後どんな人生を送って、どんなおばちゃんになっているのかすごく興味があるんだけど知る由もない。

 日本では、ただのおしゃれなギャル映画としてしか認知されていないのがなんとも残念。この作品は好きだけど、この作品を支持するギャル系の人は苦手な私。作品は好きなんだけど、つい見方が斜めになってしまう。そして私は監督のいう「踏みつぶされたサラダをかわいそうと思わない人々」に分類されるんだろうな。

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