最近のトラックバック

« もやもやの術後3年検診 | トップページ | ヒヤヒヤ方位取り »

ディーン、君がいた瞬間(とき)

 高校生の頃、田舎の市民会館で「理由なき反抗」と「エデンの東」の二本立ての上映会があり、両親から「見て来なさい」と言われ父に車で送り迎えしてもらって見に行ったのが、ジェームス・ディーンとの出会い。でもその後深く知ることもなく来てしまった。どんな映画かわからないけど「写真家との奇跡の出会い」ってどんなんだと思って見に行ってみた。

 映画を見るまで、そういえばジェームス・ディーンのイメージというと劇中のスターという認識しかなかったが、実は彼は地方の農家出身、素朴な生い立ちの人だった。クエーカー教徒だって(驚)駆け出しのスターの飾らない日常を撮ろうとしたカメラマンが、結局彼と一緒に出身地へ行くはめになってしまう。しかしそこで描かれる田舎の風景や、実家の人々のつつましくも暖かい暮らしぶりが美しい。古き良きアメリカである。高校の卒業パーティにゲスト出演したりとかも楽しそう。寂れてはいるけどこんな心温まる土地ではぐくまれたのか。それでも、俳優になろうとこの街を出たんだものね。彼の背景を知るほど、ニューヨークとか、映画スターとはほど遠い素朴な人とわかる。ニューヨークでは、たばこを吸いながら拗ねた調子でしゃべっているが、映画スターでいなければいけない都会ではああいう風にふるまうしかないのね。そして彼は有名になってすぐに亡くなってしまったので、このとき撮っていた写真が結果として貴重な記録になったというお話。

 劇中でジェームス・ディーンを演じる人がどうしても見劣りするので、脳内で映像の変換が必要だが(笑)、アメリカの田舎の素朴な風景とか、相手に「宗派は?」と聞くなど昔のアメリカの生活習慣がわかって私にはためになる作品だった。

 できれば、もうちょっと前にブラピかレオ様でやってくれたらなーと思ったけど…これを機に、彼の作品で未見の「ジャイアンツ」とか、実物の写真集も見てみたいと思った。お勉強のネタにとてもいい作品。

|
|

« もやもやの術後3年検診 | トップページ | ヒヤヒヤ方位取り »

映画で心の旅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92012/63139331

この記事へのトラックバック一覧です: ディーン、君がいた瞬間(とき):

« もやもやの術後3年検診 | トップページ | ヒヤヒヤ方位取り »