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岸辺の旅

 この作品も、それほど乗り気ではなかったけど知人に薦められたし、批評家の間で評判いいみたいだったのでお勉強のつもりで見に行った。おんなじような感じで見に行った「恋人たち」がとてもよかったので二匹目のどじょうというわけで。

 意外なところだが、物語に入っていけたきっかけはロケ地!主人公夫婦の最初の旅先がなんと谷峨!「JRのヤガ」と聞いて漢字がぱっと思い浮かぶ人は少ないだろう。私が実家へ行くとき通過している駅である。高校のときは、ここへ遠足にも来た。自分で降りることはないけど見覚えのある三角屋根の小さな駅舎がかわいい♪俄然話にのめり込む。

 続いて映る街、谷峨には街はないから違う街だよね、でも横浜銀行の看板が見えるから神奈川県のどこかかな…と思いながら見ていたが、レトロで寂れた風景が物語と合っていて素敵。島影さんのような人、本当に居そう。生きている人も生きていない人も一緒に違和感なく存在している不思議の街にぴったりの風景。

 あと最後に二人が訪ねる山村では、走っている路線バスが富士急行、うちの地元のローカルバスだったのでこれもまたわーっとなってしまった。富士急行は、なぜか港区でも走っているけどね(笑)

 ストーリーに関しては、亡くなった人が甦ってきて何日か過ごして…とかつて何回か映画で見たことのある設定だけど、きっと原作がいいのだろう。あえて自分の色を前面に出さず、原作を大切にした作風にした監督はえらいと思う。(完全に上から目線)

 最後に、谷峨の街として出てくる街は隣駅の山北の街だと教えてもらった。途中下車して散策してみたら、映画と同じたたずまいで感動。新聞社と思われる建物もあった。今度は桜の季節に歩いてみよう。

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