最近のトラックバック

« あの日から20年 | トップページ | ストイックなひな祭り »

ブラック・スキャンダル

 ジョニデが主役だし、実話が基になっているというし、アイリッシュ・ギャング版「ゴッド・ファーザー」かと期待して見に行ったわけですが…

 駄作ではないけどすごい名作でもない、といったところか。後で読んだ解説ページによると、史実では「ギャングの兄と、上院議員の弟と、FBI捜査官の幼なじみが組んで悪さし放題」ということらしいのだが、劇中の弟は兄思いのいい奴であり、裏で悪事を働いているようには見えなかった。これは配役のせいか。

 そして、幼なじみのギャングを情報屋にして共存を図ろうとするFBI捜査官。ギャングからの情報のおかげで出世もするが、結局利用したつもりが利用され、自らの首をしめる結果に。しかし、こんなナニワ節的な人がFBIに採用されたというのが驚き。「昔からのつながりが大事」「忠誠心」という彼の考えは素敵だけど、ここで発揮したらまずいよね。そもそもどうしてFBIに入ろうと思ったのだろうか。この辺は映画では説明されないが、興味深いところである。

 そして、ジョニデ演ずるギャングの親分。「あらゆる悪事を働いた」というけど、どういう悪党なのかイマイチ見えづらかった。ま、とにかく神経質で粘着質で抜かりがない人だということはわかった。

 ジョニデの役作りがすごいのと、「これが実話」という重みはあるが、作品としてはもう一歩だったかな…個人的には、70~80年代のアメリカの雰囲気が味わえたので充分だけど。

 ちなみに、原題はBlack scadalではなくBlack Mass。massは「集団」という意味だが「マサチューセッツ州」の略語でもある。意味が深い~。

|
|

« あの日から20年 | トップページ | ストイックなひな祭り »

映画で心の旅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92012/63291346

この記事へのトラックバック一覧です: ブラック・スキャンダル:

« あの日から20年 | トップページ | ストイックなひな祭り »