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初恋のきた道

 これまた大昔に見た作品、久々なので見に行ってきた。初見は、確かシネスイッチ銀座。隣の席の若い子が、上映中は泣いていたのに映画が終わって場内が明るくなった瞬間友人に言った一言が「餃子、もったいなかったね」それ聞いて隣でずっこけたのが妙に記憶に残っている(笑)あと覚えているのは中国の農村の色鮮やかな美しい風景と、チャン・ツイイーの笑顔、そして餃子の入ったどんぶりを持って疾走する姿(笑)

 今回再見して、やっぱり忘れていたことがたくさんあった。まず映画の最初と最後がモノクロで、モノクロのシーンが結構長い。一人暮らしの母の部屋にタイタニックのポスターが貼ってあったりとか、改めて気づくこともあった。調べたら、タイタニックは97年の作品でこの作品は99年。もうそんな時間がたっているのか。

 そして中盤は記憶の通りの映像美。不便で寒くて汚いはずの農村も映像だけだとなんだかおとぎの国に見えてしまう。やっぱりチャン・イーモウ監督は赤の使い方が素晴らしい。そして素朴な恋愛。実際は、中国にはこういうけなげな女の子はいないんだけどね(笑)ラストの展開も都合良すぎ。長男が5000元もの大金をいきなり持ってたりとか(笑)登場人物もいい人たちばかり、恩師の棺を担ぐため100人も人が集まったりとか、謝礼は誰も受け取らないとか、まああり得ないと思うけど…(笑)中国を知らない人なら夢の世界と憧れてしまうだろう。

 「山の郵便配達」もそうだったけどこれはもうおとぎ話と割り切って見るべき作品だね。でもとても素晴らしいおとぎ話。忘れないように、時間がたったらまた見返したい。

 

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