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週末介護

 岸本葉子さんの介護の本。以前、介護後の気持ちをつづったエッセイを読んだことがあったが、介護の内容そのものが知りたかったからこの本は嬉しい。ちゃんと読者のニーズに応えてるというか(笑)特に私は、父の介護がこれから来るので岸本さんがお父さんをどうお世話していたか知りたかったのだ。

 親族みんなで行きやすい場所にマンションを確保してお父さんに住んでもらい、親族が交代で出入りして介護するシステム。でもまず認知症が進んでいる人の場合「納得して引越してもらう」というのが難しいよな、言われてみれば。慣れない環境でさらに混乱するかもしれないし。

 それでも無事お父さんの引越しも済み介護が始まる。徘徊とか暴れたりとかもない穏やかな認知症の方なので比較的楽だったのかもしれないが、やはり男性の介護を女性がするのは大変とわかった。お兄さんと甥っ子くんがいなかったら成り立たなかったと思われる。

 それから自分もそうだったけど、介護に対するノウハウがないから早い段階からプロに入ってもらうのは大事だなと思った。私も、母がいきなり倒れて要介護5になってしまい、一時帰宅のときにおむつ替えとかするはめになったけどやり方もわからなくて施設の人に教えてもらったっけなあ。体の支え方ひとつでも、要領のいいやり方があるはずだけど素人がいきなりやると体を痛めたりするからちょっとでも教えてもらえると助かると思う。

 自分の場合は、経済力もないし親との力関係から、呼び寄せとかあり得なくて介護をするなら親元に自分が行く形になると思う。弟も家を出ているからヘルパーさんに出入りしてもらうのは必須。そのときに備えて色々調べておかなきゃ。本人にも覚悟しておいてもらわないと。

 岸本さんの場合は、介護を通して家族の絆が強まりいい見送りができたと思う。自分はどんな形をとっていくのだろうか。母のときはノウハウがなくて後悔することばかりだったので、今度はよりよいお見送りをしたい。

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