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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男

 内容は良くわからないけどとにかく見てみようと行った作品。タイトルから、ナチスの戦犯アイヒマンを追った男の話だというのは想像がつくけど、どういう立場の人なのか。

 見ていくうちに、「追う人」はドイツの検事長とわかるが、印象的なのはナチスの戦犯を追う彼を良く思わないというか、ナチスを追求したがらない人達が当時のドイツ法曹界に少なからずいたということ。戦争中、体制側に関わっていた人達が大勢いて、過去を蒸し返されると困るからである。

 映画を見ているうちに徐々にわかってくることだが、「追う人」はユダヤ系である。それじゃ戦争中はどうしてたの?と思ったら亡命していて戦後戻ってきたようだ。ユダヤ系なので復讐のためと思われがちだが、彼はもっと高邁な正義感に燃えている。でも実際使った手とか、相手を追う飽くなき執念とかは、正義感を越えているような。

 ドイツでは埒が明かないので秘密裡にイスラエルにも協力を求めるが、アラブとの戦いに目を向けているイスラエルにも証拠が弱いとあまり取り合ってもらえない。それで、独自のルートを駆使し証拠を固めてイスラエルに動いてもらうわけだが…この辺の話は、理解力のない私にはちょっとついていけなかった。でもとにかく主人公の提供した情報を基にイスラエルが動いてアイヒマンは身柄確保される。後で調べたら、国際法無視のまるっきり拉致(笑)

 獲物は捕まえたが、ドイツで裁きたいという主人公の願いは叶わなかった。相手を追い詰めたということだけで充分すごいのだろうけど、私にはドイツで裁判が行なわれなかったことの方が気になってしまった。いつの時代でも、都合の悪いことはうやむやにする人達で、世の中はできている。主人公の執念に感心して終わるのではなく自分がどう生きるかに反映させていかねば。

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