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山の郵便配達

 随分前に見た作品、再映されていたので見に行った。記憶もおぼろげ、覚えているのは中国の大自然と主役のリュウ・イエ。この作品では素朴な青年だったので、その後の変遷ぶりが感慨深かった。そして「次男坊」という名のイヌ。昔うちで飼ってたチャチャというイヌに似てるのだ。チャチャは、走ってくる車の前にしっぽを振って飛び出していくようなあほイヌだったけどね(笑)

 設定は1980年代初頭の中国、長年山間部の郵便配達をしてきた父親が、息子に代を譲る。息子は父の歩いた道を歩き、父の仕事を学び、父との関係を見直していく。重い荷物をしょっての徒歩移動は大変だけど、次から次から出てくる中国の大自然や少数民族の村の生活が美しくて夢見心地になる。そしてやっぱり、次男坊がかわいいし賢い(^_^)

 初見のときも、美しいながらもちょっと現実感のない話だなと思っていたけど、息子がイマ風なのにお父さんやその他の出演者の服装がなんだか古めかしいせいかなと思った。いくら田舎とはいえ80年代なら人民服とか、もう少し近代的な服装じゃないかと思うのだけど、昔のカンフー映画みたいな服装。懐古感は演出できてるけどね。また、24歳の息子がそれまで何の仕事もしてないってのも変だし、泊まりで配達に行くのに荷物が少なすぎとか、人はともかくイヌが1日40km歩いて大丈夫なんだろうかとか、細かいところが気になっちゃうへそ曲がりの私(苦笑)ま、いわばおとぎ話だと思えばいいんだよね、とやっと肚に落ちたような気がした。

 この映画の正しい楽しみ方は細かいところは気にせず中国の雄大な風景を楽しむことなのだと思う。十数年ぶりに見て、中国にひたすらはまっていたあの頃の気持ちが甦ってきた。美しい思い出がいっぱいの昔に帰れる作品。

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