最近のトラックバック

« 満月の日は落ち着かない | トップページ | 土竜の唄 香港狂騒曲 »

ミス・シェパードをお手本に

 ネットでの評判はいまいちっぽかったけど、孤独な老婆の話ということで自分と共通点があるかなと思い見に行ってみた(笑)

 まず、舞台になっているイギリスの住宅街、いいなあ…そしてこの街に住んでるプチセレブの人たち、若奥様の70年代ファッションや、服装は派手だけど静かで品のいい語り口調などが懐かしのロンドンといった感じで微笑ましい。この頃のイギリスに行ってみたかったな。

 そして主人公は、どこからともなくこの街に来て車上生活をしているナゾの老婆、ミス・シェパード。演じてる人が本当になりきっていてすごい(笑)ゴミにまみれたバンで、街の人の施しを受けながら誇り高く暮らしている。いわばセサミ・ストリートのオスカー・ザ・グラウチ(笑)迷惑に感じているのに追い出せず、なんとなく施しをしてしまう街の人たちの心情も面白い。ちょっと「横浜メリー」を思い出す。

 映画では、ミス・シェパードの過去の謎も明かされる。音楽への道を断たれ、精神を病んでしまった人のようだ。そしてさらに、人に言えない過去が…これ、「ほぼ実話」ということだが本人が自分のことをほとんど語らなかったそうなので、過去の部分は創作が多いのかな。舞台がイギリスだし、ケースワーカーや葬儀屋さんとかも出てくるので「おみおくりの作法」もちょっと思い出した。

 でも…映画だから微笑ましく見られるけど、実際ゴミやにおいの問題は大変そうなので、自分がその場にいてミス・シェパードと普通に交流できるかなと思った。なので15年も庭先を貸し、悪臭とゴミを乗り越えてミス・シェパードと友情を育んだ原作者には尊敬の念しかない。

 私はもうちょっと小ぎれいなミス・シェパードをめざそうと思う。

 

|
|

« 満月の日は落ち着かない | トップページ | 土竜の唄 香港狂騒曲 »

映画で心の旅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92012/64759715

この記事へのトラックバック一覧です: ミス・シェパードをお手本に:

« 満月の日は落ち着かない | トップページ | 土竜の唄 香港狂騒曲 »