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十年

 実家で読んだ夕刊の文化欄で紹介されてた香港映画。香港の未来を5人の監督によるオムニバスで描くってどんなんや~と思って見に行った。

 無名のキャストで派手な演出がない作品群、香港映画はバリバリ商業作品しか見ていない私には最初のうちははっきり言ってきつかった。邦画でいえば、テアトル新宿でやっているようなアート系マイナー作品みたいな作風なんだもん…特に2作目で「こりゃちょっとだめかも」と思った。でも3作目以降で徐々に盛り上がって最後まで見ることができた。

 政府が画策したテロ事件により機運が盛り上がり共謀罪が成立とか、タクシー運転手に普通語検定導入とか、「うーむこれはあり得るかも…」という笑うに笑えない内容。大陸に着々と征服されつつある香港が描かれている。その前にイギリスに征服されていたのはいいのかよ、というツッコミはなしで(笑)最後の作品に出てくる少年団は、まるっきり紅衛兵だよなあ。

 返還時の香港の不安定な若者を描いた「香港創造」を見たとき以来の、香港映画を見て苦い気持ちになるという経験を久々にした。そして、香港のことを他人事と笑ってはいられない。日本も着々と中国に侵略されつつあるよ。わがことと思わなくてはね。「人のいいなりはダメ」「できるかどうかより、正しいかどうかが大事」この2つの言葉が印象に残った。

 この作品は2015年の作品だが、メジャー作品を抑えてヒットになっていたらしい。そんなことも知らなかった。私の知らないところで香港はどんどん変わっている。作中で描かれる2025年、実際はどうなっているのか見に行かなきゃ。その時が楽しみなような、こわいような(苦笑)

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