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2018/02/05

希望のかなた

 カウリスマキ監督の最新作、監督が難民問題をどう扱うのか興味を持って見に行った。

 結果は…「うん、いつものカウリスマキ節!」難民の主人公以外はいつものカウリスマキ風で、カウリスマキの世界に難民が来るとどうなるのかと言った風情の作品。

 まず、難民の主人公がキチンとした感じの好青年で、顔も日本人っぽいし(山田孝之みたい)、日本人が思う中東の難民に見えないところが難点かな…母国で悲惨な体験をしてきたことがわかりにくい。

 偶然フィンランド行きの船に逃げ込んだためフィンランドに来てしまった主人公。石炭まみれで来ても街でシャワーが浴びられるのか。そして警察で難民申請すればとりあえず寝食は保証される。でも審査の結果難民申請は却下される。

 逃げ出した彼をよくわからないままかくまうとあるレストラン。このレストランがカウリスマキワールドで、昭和30年代の空気感(笑)かくまった人達の心理状況もナゾだけど、決して難民問題に理解があるからというわけではなく、ただ困っている人をなんとなく捨てるにしのびないという小市民的善意。でもこのゆるい善意のおかげで彼は送還を免れる。

 この作品を見て思い出したのは「浮き雲」そして中東の青年が出てくるということで「グランド・ブダペスト・ホテル」シリアスな問題を描いているのにほのぼのした話になっているのがいいのか悪いのか。

 作品のラストは、どう解釈していいかわからなかった。タイトル通り希望が先に見えているならいいのだが。

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